こんにちは!友希(@TOMOKI_FIRE)です。
配当株投資に興味があるんだけど、どんなメリット・デメリットがあるの…?
知識ゼロの初心者でも、配当株デビューできるようにできるだけわかりやすくレクチャーしてほしい…。
こういった疑問や悩みを抱えている方のために、この記事では「初心者にやさしい配当株投資の始め方」について、一から解説していきます。
以下の内容について、「これから配当株投資を始めたい!」という方が、実際に一歩を踏み出せるような記事になっています。
この記事を読んでわかること
この記事を読み終わった後には…
配当株投資の魅力と注意点がよく理解できて、今すぐ始めたくなった!
自分も小額からコツコツと、おすすめの配当株を買ってみたい!
…そんな風に、皆さんに感じていただけたらと思います。
おすすめの配当銘柄だけ知りたい方は、以下のボタンからジャンプしてください。
この記事は、株式投資3年目で総額4,000万円超を運用し、投資本を100冊以上読破したボクが、成功や失敗を繰り返してきた経験をもとに作成しています。
この記事を最後まで読むことで、初心者が一から配当株投資の始め方を学ぶことができます。ぜひ、最後までお読みください。
そもそも配当株とは?
配当株投資とは、配当の高い株(=高配当株)を買って、インカムゲイン(配当金)をもらう投資手法です。
基本的には、買った株を売らずに、配当金をもらうだけのシンプルな手法ですので、投資初心者の方でも比較的簡単に始めることができます。
高配当株の目安は?
東京プライム市場の株式平均利回りは、2023年10月5日時点で2.30%※で、一般的な高配当株の目安は、配当利回り3%超と言われています。
(※上場企業約3,900社のうち、1,835社が所属する区分の平均の予想配当利回り)
配当株には、以下の2つがあります。
- 高配当株(配当が多い株)
- 増配株(配当が増える株)
この記事では「高配当株」と「増配株」がなぜ人気なのか、その理由と配当株で儲けるための方法をわかりやすく解説していきます。
高配当株(配当が多い株)
配当金が多いと言っても、単純に配当金の額を比べればよいわけではありません。
「配当金額÷株価」で求められる「利回り」で比べる必要があります。
配当金を多く出せるのは、堅実なビジネスをやっていて、株主に利益を配分する意向のある優秀な企業が多い傾向にあります。
長期間にわたって、安定した投資成績が期待できることから、投資家からの信頼度が高い【良い配当株】の代表格となるのが「高配当株(配当が多い株)」です。
※ ワナ銘柄に注意 ※
無理な配当を出していないかチェックが必要
高配当株の中には、背伸びをして配当を出している企業も少なくありません。
また、株価が下落した結果、高利回りになっている銘柄もあります。
そういった企業は、長い期間配当を出し続けることができない恐れがあります。
そんな、いわゆる「ワナ銘柄」を投資先に選ばないよう、十分にご注意ください。
増配株(配当が増える株)
「増配株(配当が増える株)」は、高配当株と違い、現在の配当利回りは必ずしも高くありません。
しかし、将来、高い利回りになることが期待できるのが魅力です。
例えば…
株を買った時点の利回りが2%だったとしても、増配株なら毎年配当が増えて、3年後や5年後には買った時の株価に対する利回りが4%、5%になっている可能性があります。
また、増配を続けている企業は、将来性があるビジネスモデルを持っている傾向があります。
なぜなら、会社のビジネスがうまくいっていないと増配はできないからです。
さらに、配当を減らしてしまうと、投資家からの評価が下がり、株価が急落する恐れもあります。
なので、企業はそう簡単には配当を増やしません。
つまり、配当を続けているということは、会社がビジネスの先行きに自信を持っていることの表れとも言えます!
以上のことから、連続増配株の多くは、利益が長期で伸びている優良な成長株でもあります。
連続増配年数トップ3の企業
日本の増配年数トップは「花王」です。
なんと34年連続で配当を増やしています。
1位:34年連続 花王
2位:26年連続 SPK
3位:25年連続 三菱HCキャピタル
(2023年11月現在)
配株投資の4つの魅力とは?
それでは、ボクが実際に配当株投資に取り組む中で実感した、4つの魅力について解説していきます。
配株投資の4つの魅力
- 毎月のように「おこづかい」がもらえる
- 不景気でも株価が下がりにくい
- あわよくば値上がり益も狙える
- 大きな利益を狙える可能性が増えている
以下では、この4つの魅力を順番に整理してご紹介します。
➊ 毎月のように「おこづかい」がもらえる
配当株投資の一番の魅力は、
配当金が定期的にもらえる
…ことです。
ほとんどの企業は年に1~2回配当金を出します。
中には年4回配当金を出す企業もあります。
配当金がもらえるタイミングは決算期によって異なるので、決算期が異なる企業を組み合わせて持てば、毎月配当金を受け取ることも可能です。
初めて得た配当金(不労所得)は、少額でしたが、かなり嬉しかったこと覚えています。
➋ 不景気でも株価が下がりにくい
魅力の2つ目は、「不景気でも株価が下がりにくい」といった点です。
景気が悪くなると、通常は、企業の利益が減るため株価も下がります。
ですが、配当株は、株価が下がると配当利回りが上がります。
そのような配当利回りが上がるタイミングを狙って買う投資家が多くいるので、普通の株よりも株価の下げ幅が小さい傾向にあります。
➌ あわよくば値上がり益も狙える
魅力の3つ目は、「あわよくば値上がり益も狙える」といった点です。
ゆっくり資産を増やしたい投資家は、配当株を持つことが多いです。
なぜなら、配当金がもらえるうえに、不景気に強く、長期で緩やかな株価上昇が期待できるからです。
実際に、高配当株や増配株は、長期では株価の上昇率が平均を上回る場合が多いという統計があります。
なので、一度買ったら頻繁に売買する必要はなく、投資初心者にもお勧めです。
毎月おこづかいがもらえるだけでなく、値上がり益も狙えるなんて…まさに一石二鳥ですね!
➍ 大きな利益を狙える可能性が増えている
魅力の4つ目は、「大きな利益を狙える可能性が増えている」といった点です。
実際に近年、配当を増やした企業の株価は絶好調です。
その引き金になったのが、東京証券取引所が、株価が低迷している企業※に対して、改善策の開示と実施を要請したことです。
その要請があった2023年3月以降、株価を上げるために増配する企業が増えています。
配当増額など株主への還元策を強化する企業は、今後も増える可能性が高いと考えられます。
※株価が低迷している企業とは、PBR(株価純資産倍率)が1倍を割っている企業のことを指します。
PBR(株価純資産倍率)とは?
正式名称は、Price Book-value Ratio(株価純資産倍率)で、読み方はピービーアール。
企業が保有する資産価値から見て、現在の株価が適正水準にあるのかを判断するための指標です。
数値が高ければ資産価値に比べ株価が高く評価されていることから「割高」、低ければ「割安」とされます。
配当株投資の3つの注意点
続いて、配当株投資の3つの注意点について解説していきます。
配当株投資の3つの注意点
- 配当金にも税金がかかる
- 減配や無配のリスクがある
- 配当金だけで生活するには数千万円の資産が必要
➊ 配当金にも税金がかかる
株の配当金には、通常20.315%の税金がかかり、支払われる際に源泉徴収されます(特定口座源泉ありの場合)。
配当を1万円受け取っても、税引後の手取りは約8,000円になってしまいます。
株の配当金だけでなく、投資信託の普通分配金や株の売却益など投資の利益(運用益)には、基本的に税金がかかります。
運用益から税金を引かれないようにするためには、NISA(少額投資非課税制度)を活用する方法があります。
現行の一般NISAで株を買うと、配当をもらっても税金を引かれません。
現行のNISAは2023年で終了し、2024年からは新NISAに変わります。
現行NISAで買った株は今までの口座で(新NISAとは別に)最長5年間、非課税で保有が可能です。
新NISAでは、年間の非課税投資枠が大幅に増え、非課税期間も無期限になるので高配当株投資にも有利になります(株式投資は成長投資枠で可能)。
➋ 減配や無配のリスクがある
高配当株投資の代表的なリスクに、減配リスク(配当が減らされること)と無配リスク(配当金が0円になること)があります。
長期にわたって配当の高い銘柄は、安定的に配当を出す傾向があります。
しかし、急激な経済変動などにより業績が悪化した場合、減配や最悪の場合は無配(配当なし)になる恐れがあります。
減配リスクへの対策として、業績が悪化してたまたま配当利回りが高くなった株を選ばないことが重要です。
業績が悪化して株価が下がった株の配当利回りは、見かけ上は高くなります。
しかし、そのまま業績が回復しなければ減配になるリスクも高まります。
銘柄を選ぶ際には、高業績が続いている高配当の企業を探すように気を付けましょう。
➌ 配当金だけで生活するには数千万円の資産が必要になる
高配当株投資を狙う人の中には、配当金だけで生活する「配当生活」を目標にする人が少なくありません。
しかし、配当生活をするには少なくとも数千万円分の株式が必要で、簡単なことではありません。
毎月の生活費が20万円かかるとすると、年間の支出は240万円。
これをすべて配当金でまかなう場合、配当利回りが3%であれば、8,000万円(240万円÷3%)分の株式を保有しなければならないわけです。
NISA以外で保有すると税金もかかるので、実際には1億円以上が必要になります。
ただ、配当生活が難しいとしても、高配当株投資をする意味がないわけではありません。
余裕資金やもらった配当金で高配当株をコツコツ買い増していけば、もらえる配当も増えていきます。
毎月20万円の配当金は難しくても、1万円、2万円と徐々に増やしていくことで生活にゆとりが生まれ、投資を続ける励みになります。
配当投資の始め方
それでは、いよいよ配当株投資の始め方を解説していきます。
以下が、誰でもできる配当投資の始め方「3ステップ」です。
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STEP1:証券口座を開設する
配当株投資の始め方の第1ステップは「証券口座を開設する」ことです。
配当株投資を始めるためには、あらかじめ証券会社で「証券口座」と呼ばれる口座の開設が必要です。
口座開設って手間や時間がかかって大変そう…
…と感じるかもしれませんが、ネット証券ならスマホ一つで簡単に口座開設でき、さらに以下のようなたくさんのメリットもあります。
- 口座開設や維持手数料は「無料」
- 株の売買手数料が「安い」または「無料」
- 時間や場所に関係なく売買できる
- ツールを使って最新の情報を収集できる
ネット証券で口座を開設すると言っても、証券会社がたくさんあり過ぎて、どこが良いのか分からない…
…ということで、「おすすめの証券会社ってどこですか?」と言った質問にお答えします。
【ズバリ】個人的には「SBI証券」が最もおすすめです。
おすすめする一番の理由は、「業界屈指の格安手数料」です。
国内株式の売買手数料がなんと0円で取引が可能です。
国内株式の現物取引、信用取引はもちろん単元未満株(S株)も売買手数料は0円となります。
ちなみに、投資家約1,000人に「メイン口座として使用している証券会社はどこですか?」とアンケートを取ったところ、以下のような結果になりました。
SBI証券は、証券口座開設数が国内で初めて1,000万口座を突破しており、
どの証券会社の口座にするか悩むなぁ…
…という方は、SBI証券に口座を開設しておけば間違いないかと思います!
STEP2:投資する銘柄を選ぶ
配当投資の始め方の第2ステップは「投資する銘柄を選ぶ」です。
高配当株といっても、日本株で配当利回り3%以上の銘柄は、1,000社以上(全体の約30%)もあります。
正直、これだけの数の中から投資先を選ぶのは投資初心者の方には至難の業で、
あー、選びきれなくなんか面倒くさくなってきた…。
…と感じて「結局何も行動しない」となってしまう方も多いと思います。
そこで、私が実際に投資している高配当株の中から、おすすめの銘柄をピックアップしてみましたので、
どんな高配当株に投資をしたら良いかよくわからない…。
…という方は、ご自身にあった銘柄を探してみてください。
おすすめ銘柄は、この記事の最後の方でご紹介します。
STEP3:配当株を「少額」からコツコツ購入する
配当投資の始め方の第3ステップは「配当株を“少額”からコツコツ購入する」です。
配当株投資は、コツコツと優良株を買い増して、もらえる配当金を徐々に増やしてく投資手法です。
投資を始めたばかりの時は、「自分にあった投資手法」がわからないかと思いますので、必ず「少額」から始めて少しずつ経験を積んでいきましょう。
小額から始めたい場合は、SBI証券のS株(単元未満株)を利用すれば、なんと数百円から配当株を購入することができます。
上記の取引画面をみていただいて分かるとおり、日本を代表する企業であるNTTの株が1株170円ほどで購入できます。
SBI証券のS株(単元未満株)であれば、上記の手順で簡単に購入できますし、売買手数料も0円ですので、初心者の方でも安心して購入できます。
【初心者必見】おすすめの配当株を紹介!
それでは、初心者必見のおすすめ配当株をご紹介していきます。
テーマ別おすすめ配当株
- 王道高配当株
誰もが知っている有名企業 - 連続増配株
将来の利回りに期待できる企業
まだ証券口座を開設していない方は、「この配当株を買いたい!」と思った時に、タイミングを逃さずすぐに買えるよう、事前に証券口座を準備しておきましょう。
王道高配当株
永久に保有したい王道高配当株は、以下の3銘柄です。
- 8591|オリックス
- 9433|KDDI
- 2914|日本たばこ産業
順番にご紹介していきます。
オリックス(8591)
王道高配当株の1銘柄目は、「オリックス(8591)」です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.60%
- 23年3月配当金:85.6円
- 24年3月配当金:94.0円
大阪でオリエント・リースとして創立。
1964年にリース事業からスタートして隣接分野に進出し、新たな専門性を獲得することにより事業を進化させてきた。
現在は法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッション、銀行、生命保険など多角的に事業を展開。
また、1971年の香港進出を皮切りに世界で拠点を設け、グローバルに活動している。
24年3月期第1四半期(23年4~6月)の連結業績(米国会計基準)は、営業収益6,770億円(前年同期比2.9%増)、営業利益833億円(同0.7%減)、純利益630億円(同1.7%増)だった。
営業収益は、商品および不動産売上高は減少したものの、生命保険料収入および運用益や有価証券売却・評価損益および受取配当金、サービス収入の増加により増収。
営業費用は、商品および不動産売上原価は減少したものの、支払利息や生命保険費用、販管費の増加により増大。
また、持分法投資損益は増加したが、子会社・関連会社株式売却損益および清算損が大幅に減少する中、純利益は微増益となった。
24年3月期の連結業績予想は、純利益3,300億円(前期比20.8%増)を据え置いている。
(2023年9月11日時点)
KDDI(9433)
王道高配当株の2銘柄目は、「KDDI(9433)」です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.07%
- 23年3月配当金:135円
- 24年3月配当金:140円
「au」ブランドで移動通信事業と固定通信事業を展開する。
京セラ<6971>創業者の故稲盛和夫氏が中心となって設立されたDDIが前身で、2000年10月にトヨタ自動車<7203>などが大株主として名を連ねるKDD、日本移動体通信(IDO)と経営統合して誕生した。
23年3月末現在も京セラとトヨタは、第2位株主と第3位株主となっている。
報告セグメントは、パーソナル(家庭および個人向けの通信サービスの提供、携帯端末販売等)、ビジネス(企業向け通信サービス、携帯端末販売等)と、成長領域などを含めたその他。
沖縄セルラー電話<9436>は連結子会社。
24年3月期第1四半期(23年4~6月)の連結業績(IFRS)は、売上高1兆3,326億円(前年同期比1.4%減)、営業利益2,667億円(同10.3%減)だった。
個人向けサービスを中心とするパーソナルセグメントは、モバイル通信料の減少のほか、前期に金融事業収入の一時的な増加があった反動から減収減益となった。
一方、国内外の法人向けサービスを提供するビジネスセグメントは、コーポレートDX・ビジネスDX・事業基盤サービスで構成されるNEXTコア事業の成長によるソリューション収入の増加により増収増益となった。
24年3月期の連結業績予想は、売上高5兆8,000億円(前期比2.3%増)、営業利益1兆800億円(同0.4%増)を据え置いた。
(2023年8月10日更新)
日本たばこ産業(2914)
王道高配当株の3銘柄目は、「日本たばこ産業(2914)」です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:5.14%
- 22年12月配当金:188円
- 23年12月配当金:188円
1985年に旧日本専売公社から事業を承継し、現在は、国内および海外たばこ事業、医薬事業、加工食品事業などを手掛ける。
たばこ事業のグローバル化を積極的に推進し、99年のRJRナビスコ社からの米国外たばこ事業の買収、07年のギャラハー社の買収をはじめ、16年には「ナチュラルアメリカンスピリット」の米国外たばこ事業を取得するなど、地理的拡大のみならず商品バリエーションを拡充している。
現在はRRP(電子たばこ、加熱式たばこ等)の拡販に注力。
医薬事業では、98年に鳥居薬品<4551>を子会社化。
加工食品事業では、08年に旧加ト吉(現テーブルマーク)を子会社化した。
一方、15年に飲料自販機オペレーター事業子会社およびJT飲料ブランド(「Roots」「桃の天然水」)をサントリー食品インターナショナル<2587>に譲渡し、飲料事業部を廃止している。
23年12月期第2四半期累計(23年1~6月)の連結業績(IFRS)は、売上収益が1兆3,928億円(前年同期比9.9%増)、営業利益は4,136億円(同8.0%増)となった。
たばこ事業と医薬事業のトップライン伸長に加え、円安に伴うたばこ事業の為替恩恵により収益が拡大。
ロシアや英国をはじめ、多数の市場でプライシング効果が発現し、トルコでも総需要が増加。
EMAクラスターや日本での堅調な総販売数量も収益を押し上げた。
23年12月期の連結業績予想は、売上収益を2兆6,290億円から2兆7,590億円(前期比3.8%増)へ、営業利益を6,120億円から6,330億円(同3.1%減)に上方修正した。
上半期のプライシング効果等のモメンタムを織り込み、医薬事業、加工食品事業でも売上収益を増額修正している。
(2023年8月8日更新)
連続増配株
今よりも将来の利回りに期待できる毎期配当が増えていくような連続増配株を教えてほしい…
そのような銘柄に興味を持っている方のために、以下の3銘柄をご紹介します。
- 8593|三菱HCキャピタル
- 4503|アステラス製薬
- 1928|積水ハウス
順番にご紹介していきます。
三菱HCキャピタル(8593)
連続増配株の1銘柄目は、「三菱HCキャピタル(8593)」です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.87%
- 23年3月配当金:33円
- 24年4月配当金:37円
20年9月、旧・三菱UFJリースと旧・日立キャピタルが経営統合して誕生したリースのトップ級企業。
21年4月1日、合併効力発生となり、新生・三菱HCキャピタル(旧・三菱UFJリースが存続会社、旧・日立キャピタルは21年3月30日付で上場廃止)がスタートした。
世界各地でリース会社の枠を越えた先進的なアセットビジネスを展開、顧客に新たな価値を提供し、持続的な社会価値の創造を実現していく。
24年3月期第1四半期(23年4~6月)の連結業績は、売上高4,768億円(前年同期比3.6%増)、営業利益363億円(同10.3%減)、純利益351億円(同9.6%増)となった。
海外地域セグメントにおける欧米子会社を中心とした資金原価の上昇による収益率の低下や、前期にダイヤモンドアセットファイナンスおよび三菱HCキャピタルオートリースを連結除外した影響はあったが、航空セグメントなどにおける事業伸長、海外地域セグメントの米州における子会社再編にともなう決算取込期間の調整による増益効果などにより、売上総利益は前年同期比13億円(1.5%)増益。
純利益は、不動産セグメントにおけるセンターポイント・ディベロップメントの完全子会社化にともなう特別利益の計上などにより、同30億円(9.6%)増加した。
24年3月期の連結業績予想は、純利益のみの開示で、1,200億円(前期比3.2%増)を据え置いた。
(2023年8月31日更新)
アステラス製薬(4503)
連続増配株の2銘柄目は、「アステラス製薬(4503)」です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.91%
- 23年3月配当金:60円
- 24年3月配当金:70円
旧・山之内製薬と旧・藤沢薬品工業が経営統合し、05年4月に誕生。
自社販売網は国内製薬企業で最大級。
海外事業のウエートは高く、23年3月期実績の海外売上高比率は、米国が43.0%、エスタブリッシュドマーケット(欧州・カナダ)が23.6%、グレーターチャイナ(中国・香港・台湾)が5.3%、インターナショナルマーケット(ロシア、中南米、中東、アフリカ、東南アジア、南アジア、韓国、豪州、輸出売上等)が9.5%だった。
主力の医薬品は、前立線がん治療薬「イクスタンジ」、免疫抑制剤「プログラフ」、過活動膀胱(ぼうこう)治療剤「ベシケア」など。
24年3月期第1四半期(23年4~6月)の連結業績(IFRS)は、売上収益が3,750億円(前年同期比1.8%減)、営業利益は458億円(同38.2%増)だった。
主要製品の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」、尿路上皮がん治療剤「パドセブ」、急性骨髄性白血病治療剤「ゾスパタ」の売上が伸長した。
一方で、米国で発売している心機能検査補剤レキスキャンの売上が後発品の影響で大きく減少した。なお、研究開発費は、646億円(同12.7%減)だった。
24年3月期の連結業績予想は、売上収益が1兆5,200億円(前期比0.1%増)、コア営業利益は2,900億円(同1.1%増)と前回予想を据え置いた。想定為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円としている。
(2023年9月20日更新)
積水ハウス(1928)
連続増配株の3銘柄目は、「積水ハウス(1928)」です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:4.01%
- 23年1月配当金:110円
- 24年1月配当金:118円
住宅メーカー大手。請負型ビジネスモデル(戸建住宅、賃貸・事業用建物、建築・土木)、ストック型ビジネスモデル(賃貸住宅管理、リフォーム)、開発型ビジネスモデル(仲介・不動産、マンション、都市再開発)、国際事業、その他を展開している。
24年1月期第2四半期累計(23年2~7月)の連結業績は、売上高1兆4,624億円(前年同期比2.7%増)、営業利益1,249億円(同14.7%減)だった。過去最高の売上高を更新。
ビジネスモデル別では、ストック型、開発型が増収増益となったものの、国際が大幅な減収減益となったほか、請負型も小幅減収減益となった。受注高は全ビジネスモデルで増加した。
24年1月期の連結業績予想は、売上高3兆800億円(前期比5.2%増)、営業利益2,650億円(同1.3%増)を据え置いている。
(2023年10月12日更新)
配当株に関するよくある質問(Q&A)
ここからは、高配当株に関するよくある質問にお答えしてきます。
Q 高配当株投資におすすめの証券口座はどこですか?
A 個人的には「SBI証券
おすすめする一番の理由は、「業界屈指の格安手数料」です。
国内株式の売買手数料がなんと0円で取引が可能です。
国内株式の現物取引、信用取引はもちろん単元未満株も売買手数料は0円となります。
Q 配当金で月10万円もらうにはいくら必要なの?
A およそ「5,000万円」の投資元本が必要です。
月10万円(年間120万円)の配当金をもらうためには、税金を考慮すると、年間で約150万円の配当金をもらう必要があります。
年間150万円の配当金を得るためには、配当利回り3%の銘柄に投資する場合、5,000万円の投資元本が必要です。
このような現実を知ると…、
大きな元手がないと、配当金生活は難しそうだね…。
と、感じることかと思います。
もちろん、まとまった配当金を得るためには大きな投資元本が必要です。
ですが、いきなり大きな配当金を狙うのではなく、SBI証券
Q 配当金はいつもらえるんですか?
A 権利確定日から2~3か月後にもらえます。
配当金はご自身が指定した銀行口座か、証券口座に通常入金されます。
権利確定日に株を持っていたからと言って、すぐに入金されるわけでなく、「意外とタイムラグがある」という点だけ覚えておきましょう。
Q 減配リスクが低い銘柄はありますか?
A 時価総額が大きい銘柄は、比較的減配リスクが低い傾向にあります。
時価総額が2兆円以上など、時価総額が大きい銘柄は、比較的減配リスクが低いので、特に初心者の方は、大型株の中から投資先を選ぶと良いでしょう。
【まとめ】配当株投資にチャレンジしよう!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
高配当株投資は、誰でも簡単に以下の3ステップで始めることができます。
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記事を最後まで読んだものの、まだ証券口座を開設していないという方は、「高配当株を買いたい!」と思った時にタイミングを逃さず買えるよう、事前に証券口座を準備しておきましょう。
ボク自身の経験から、配当株投資には、人生を大きく変える影響力があると思います。
本業や副業の収入に加えて、配当収入(不労所得)が増え、自分の労働力以外での収入ができたことにより、精神的にとても豊かになりました。
皆さんもぜひ、少額からで構わないので配当株投資にチャレンジしてみましょう!
実際に高配当株投資を始めてみたものの、わからない事がある場合は、お気軽に問い合わせていただければと思います。
今回は以上です。それではまた!
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