こんにちは!友希(@TOMOKI_FIRE)です。
配当金を毎月もらいたいんだけど、どの銘柄を買えばいいんだろう…
権利確定月別のおすすめ銘柄を紹介してほしい…!
このような疑問や要望にお応えするために、この記事では、権利確定月別のおすすめ銘柄をご紹介します。
その中でも、今回は「11月権利確定銘柄」をピックアップします。
この記事を読めばわかること
以上の内容について、投資を始めたばかりの方でも分かりやすく知ることができます。
夢の毎月配当生活に向けて、買うべき銘柄を整理することができた!
11月権利確定銘柄のうち、減配リスクが少なくて、長期で持てる株がわかった!
そんな風に、皆さんに感じて頂けたら幸いです。
この記事は、株式投資3年目で総額4,000万円超を運用し、投資本を100冊以上読破したボクが、成功や失敗を繰り返してきた経験をもとに作成しています。
この記事を最後まで読むことで、初心者でも自信を持って優良な高配当株を選ぶできるようになります。ぜひ、最後までお読みください。
11月のスケジュール
2024年11月のスケジュールは、以下のカレンダーのとおりです。
配当をもらうには「権利確定日」の2営業日前である「権利付最終日」に株を持っている必要があります。
スケジュールを押さえて、計画的に売買するようにしましょう。
11月権利確定銘柄のラインナップ
はじめに、11月権利確定銘柄のラインナップを確認します。
11月権利確定銘柄は、全体で82社存在しますが、そのうち、高配当株の目安である予想配当利回り3.0%以上の銘柄は、31社(37.8%)です。
下表は、予想配当利回りが高い順に20社をピックアップしたものです。
11月権利確定の高配当株おすすめ6銘柄
11月は権利確定銘柄が少ないですが、ニッチな分野に強みを持つ企業が多数存在します。
ねじ穴を作るタップで世界トップシェアを誇るオーエスージーは、配当性向を段階的に引き上げるなど株主還元を強化中です。
また、ホックや面ファスナーで強いモリトや、医療品卸売のアステナホールディングスは、世界市場での成長が見込めるうえ、配当政策ではDOE※を指標に採用しています。
※DOEは「Dividend on equity ratio」の略で、「株主資本配当率」とも呼ばれ、株主資本に対して企業がどの程度の利益配分を行っているかを示す財務指標です。 年間の配当総額を株主資本で割って算出します。
以下では、3社ずつ前半と後半に分けて財務情報等をご紹介します。
<前半>おすすめ3銘柄(一覧表)
前半で紹介する3社は、①サムティ、②オーエスジー、➂アステナホールディングスです。
① サムティ(3244)
1982年設立の不動産会社。主力は賃貸マンション開発、オフィスビルやホテルなど収益物件も手がける。賃貸マンションやビルなど既存物件の再生事業も展開。系列の上場REITや外部の海外機関投資家などに物件売却する。大阪地盤だが19年に本社を東京に移転し、現在は全国に展開。19年に大和証券と資本業務提携し開発を加速。近年は売却のほか自社保有による賃貸収益拡大も標榜。ホテルの開発・運営も積極化し、21年にホテル投資会社のウェルスマネジメントを持分法適用会社化。ホテルREITの上場を目指す。
引用元:会社四季報オンライン
柱の不動産開発は前期の好採算案件が剥落し減速、中古再生も売却縮小。ただベトナムの分譲増え海外拡大。需要回復のホテルも後半挽回し黒字化。営業益続伸。営業外に為替差損。最終減益。24年11月期は賃貸マンション軸に開発が堅調増。
保有物件の賃料上昇に注力。年内メドにメルキュール羽田開業。ホテルREITは来期以降メドに早期上場目指す。
引用元:会社四季報オンライン
2021年11月|90円
2022年11月|90円
2023年11月|90円(予定)
- 国内外の旺盛な投資意欲で賃貸マンションやホテルの売却が想定上に進み上方修正
- 配当基準の明示はないが、さらなる利益成長で増配の可能性も
② オーエスジー(6136)
愛知県豊川市に本拠を置く精密切削工具の大手メーカー。海外生産と市場規模の大きな超硬切削工具を強化中。タップ(ねじ穴を加工する工具)、エンドミル(ドリルなど切削工具)に強い。タップでは世界トップシェア(約3割)で利益率高い。自動車業界向けの売上比率が高い。航空産業にも展開。近年は他分野へも拡大中。社名のOは創業者・大沢秀雄のイニシャル。SとGはねじ(SCREW)と研削(GRINDING)の頭文字。社外取締役が過半数を占める。
引用元:会社四季報オンライン
切削工具は航空機部品向けの回復が顕著。自動車向けは中華圏が減速も欧米が復調、国内は下期回復へ。他産業向け好調維持。値上げ効果発現で営業増益続く。税負担増。24年11月期は主力の自動車、航空機向けの伸び続き、連続営業増益。
工作機械メーカーとの協業で新たな部品加工の提案を積極化。EV化に伴う部品加工用工具の販売拡大を目指す。
引用元:会社四季報オンライン
2021年11月|36円
2022年11月|60円
2023年11月|60円(予定)
- タップの世界シェア4割に、半導体などの微細精密加工向けの比率を3割に高めることで、飛躍が期待できそう
- 配当性向の公約を段階的に引き上げており、40%を目指す
➂ アステナホールディングス(8095)
医薬品原料の商流や製薬企業からの医療用医薬品開発受託を扱うファインケミカル事業、医薬品の製造販売・製造受託を行う医薬品事業が収益の2本柱。化粧品・機能性食品の原料、化粧品通販、ドラッグストア向け卸のHBC・食品事業や電子・電機等業界向け表面処理薬品などを製造販売する化学品事業もグループで展開。医薬品事業では皮膚科用剤に強み。HBC、ファインケミカル、医薬品などでM&Aを積極化、メーカー機能軸に成長戦略を推進。現社長は創業家出身、オーナー色強い。
引用元:会社四季報オンライン
化粧品等卸は堅調。が、医薬品製造開発受託の回復遅い、化学品も市況悪。原料高騰など響き営業益続落。営業外に償却費。株減損で純益急減。24年11月期は医薬品開発受託等が回復。利益小幅底打ち。
孫会社Jitsubo社がデンマークのノボ・ノルディスクと糖尿病等で独占製造ライセンス契約。設備投資拡充で高薬理活性剤・注射剤等成長分野を強化。
引用元:会社四季報オンライン
2021年11月|18円
2022年11月|18円
2023年11月|18円(予定)
- ニッチトップ事業でグローバル展開などの高成長を見込む
- DOE1.5%下限、配当性向30%目途に配当を決定
<後半>おすすめ3銘柄(一覧表)
後半で紹介する3社は、④トーセイ、⑤ジャステック、⑥モリトです。
④ トーセイ(8923)
1950年設立。94年に現社長就任後、不動産業で急拡大。主力は不動産再生事業。首都圏のオフィスビルや賃貸マンションを仕入れ、稼働率向上やリノベーション工事などを施し1棟売りする。マンションや戸建て、物流施設などの物件開発や不動産管理も手がける。21年に区分マンションの買い取り再販会社を買収し、取り扱い強化。私募ファンドは賃貸住宅軸にオフィスや物流施設などの運用管理を受託。欧米系の海外機関投資家中心に、独立系としては屈指の受託資産残高を誇る。自社ブランドのホテル運営やクラウドファンディング育成中。
引用元:会社四季報オンライン
牽引役の不動産再生が伸長、ファンド運用も受託資産残高が拡大。前期赤字のホテル運営は想定超の黒字に。前号比で営業益上振れ。最高純益。増配。24年11月期も不動産再生とファンド運用が伸びる。
LIXILグループ会社の不動産買取再販事業を譲受、物件仕入れ進む。ファンド運用はシンガポール政府投資公社から物流施設6棟の運用管理受託。
引用元:会社四季報オンライン
2021年11月|38円
2022年11月|51円
2023年11月|64円(予定)
- 国内不動産への投資資金の流入を背景に売買事業の成長に期待
- 利益成長とともに、配当性向を30%に引き上げて増配を継続
⑤ ジャステック(9717)
ソフトウエア開発専業大手。1971年設立。システムエンジニアの質の高さを生かした一括請負を志向。金融、通信、航空を中心に多分野の顧客を持つ。上位顧客10社による売上高占有率が6割と高く、業績安定化の強みだが、今後の成長分野の開拓が不十分という課題も。仙台、名古屋にも営業所を開設し、営業強化を図る。顧客ごとの専門分野に合わせて社員研修も強化している。海外の類似画像検索は子会社を解散して撤退、再挑戦を模索中。AI活用を積極推進。
引用元:会社四季報オンライン
柱のシステム開発は情報・通信分野で大型案件がなくなる。が、主顧客の金融・保険向けで堅調。電力、運輸業向けに受注拡大。人件費増、外注費増あっても営業益横ばい圏維持。24年11月期は高水準の受注に単価も上昇傾向続く。費用増こなす。
5GやRPAなど最新技術に携わる人材育成を推進。
顧客が特定業種に偏りがち、幅広い他分野への開拓に注力。
引用元:会社四季報オンライン
2021年11月|50円
2022年11月|50円
2023年11月|50円(予定)
- 受注案件が徐々に大型化し、販売費の抑制も奏功して業績は堅調
- 配当は、安定的・継続的に実施する方針
⑥ モリト(9837)
出所:モリト 公式ホームページ
ホック・ハトメやマジックテープなど「とめる・つなぐ・かざる」服飾資材品大手。1908年に森藤寿吉が卸売りで創業、一部商品は海外拠点含め自社生産する体制の構築とともに、アパレル関連に加え、各種資材・製品のプロダクト関連、自動車内装部品の輸送関連という3事業体制に。ニッチトップを基本に企業買収へも取り組み、2014年の米国スコーヴィル社買収で金属ホックは世界首位級に。スノーボードやアウトドア関連も手がけ、有力デザイナー招聘による自社ブランド婦人バッグ企画・販売など川下展開も。環境配慮型製品に注力。
引用元:会社四季報オンライン
欧米はアパレル向け鈍調、中国は自動車内装部品の不採算取引見直しも実施し目減り。ただ国内は好採算の高機能品伸び想定超、営業益独自増額。政策保有株売却と台湾子会社清算の特益。24年11月期もアパレル向けなどで高機能品が堅調。
靴底製造した台湾子会社は清算結了。
代わってベトナムでのスポーツ靴・医療着・衛生帽子などの縫製を拡大。
引用元:会社四季報オンライン
2021年11月|26円
2022年11月|32円
2023年11月|54円(予定)
- 2023年11月期は、厨房機器関連やスポーツシューズ、医療機器関連が好調
- 配当性向50%以上、DOE目標4%の方針
高配当株の買い方
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- 開設した口座に入金する
- 銘柄を検索し、買付注文を入れる
- 購入完了
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